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イベント実施結果から見る、データ活用へ興味を持つ人の傾向とニーズ

こんにちは、primeNumberです。2022年11月24日、データ活用特化のイベント「01(zeroONE)2022 Autumn」を実施しました!

「01(zeroONE)2022 Autumn」の様子

「01(zeroONE)」(以下01)は、「あらゆるデータをビジネスの力に」をテーマに、データ活用の知見やユースケースを公開するオンラインイベントです。企業の、そして日本市場のデータ活用促進を目指し、さまざまな情報を提供します。今回実施した「2022 Autumn」のテーマは「データマネジメントを考える1日」。企業がデータ活用を進めるファーストステップとして、その環境を構築・運用するための「データマネジメント」に焦点を当てました。

今回は「2022 Autumn」の実施結果を振り返ることで、データ活用に興味を持つ人の傾向とニーズをひも解いていきたいと思います!

私たちと同様「データ活用を世に広めていきたい」という方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

データマネジメントやデータ活用に対する注目度の高まり

まずは事前登録者数を見ていきましょう。「2022 Autumn」に事前登録した方は2819名でした。3月に実施した前回の1078名から、約2.6倍に増加しています。

事前登録者数の推移

データマネジメントやデータ活用に対する、注目度の高まりが感じられますね。

経営者や経営企画の方もデータ活用に着目

事前登録をした方の内、職種・ロールについて回答した方は1636名いました。その内訳は下記の通りです。

事前登録した方の職種・ロール内訳(回答なしの方を除く)

「経営企画・DX推進・事業戦略・経営全般(経営者・取締役等)」の方が19%を占めており、経営に携わる職種の方がデータ活用に興味を持っていることが分かります。私たちも、データ活用は、ビジネスの意思決定にかかわる重要なファクターだと考えています。

また、データマネジメントをメイン業務として行う「データエンジニア」が9%を占める一方、「情報システム」が12%、「インフラ・アプリケーション・WEBエンジニア」が9%、「データサイエンティスト・アナリスト」が9%います。primeNumberのカスタマー・クライアントでも、アプリケーションエンジニアや情報システム部の方がデータマネジメントを兼務で実施している、というケースは多いです。そういった兼務の方が「2022 Autumn」に多く登録したのではないでしょうか。

経営者や経営企画の方はデータ活用の「浸透」に着目

視聴者アンケートで、各セッションとイベント全体に対して、それぞれ「満足度とその理由」を聞いたのですが、そこから頻出キーワードを抽出しました。

各セッション・およびイベント全体に対する「満足度の理由」から、頻出キーワードを抽出。
ユーザーローカル テキストマイニングツール(http://textmining.userlocal.jp/)で分析。

出現回数が高いものが大きく示されています。また、色は品詞に対応しています。青が名詞、赤が動詞、緑が形容詞です。

イベントのテーマである「データ」の他に、「分析」や「活用」といった「データ」と相性の良いキーワードも頻出していますね。他には「参考」「具体」「事例」といった言葉が特徴的です。「具体的な事例を交えたセッションで、非常に参考になりました」という理由から「とても満足(最も高い評価)」と回答している方もおり、全体的に具体事例を知りたいというニーズは大きいのではないでしょうか。

また、「経営企画・DX推進・事業戦略・経営全般(経営者・取締役等)」の方の「満足度とその理由から、頻出キーワードを抽出しました。

「経営企画・DX推進・事業戦略・経営全般(経営者・取締役等)」の
各セッション・およびイベント全体に対する「満足度の理由」から、頻出キーワードを抽出。
ユーザーローカル テキストマイニングツール(http://textmining.userlocal.jp/)で分析。

先ほどと同様、「データ」「活用」といったキーワードが頻出している他、「易い(やすい)」「参考」「活用」「具体」「浸透」といったキーワードが目立ちます。全体と比較して、目立つキーワードは「浸透」です。

「これから組織に『データ活用を浸透』させていく中で、気を付けるべきポイントがわかった」といった感想もあり、経営に携わる方々だからこそ「組織に対してデータ活用をどう『浸透』させていくか」により注目しているようです。


いかがでしょうか。世の中にデータ活用を広めていきたい!という方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。一緒にデータをビジネスの力に変えていきましょう!

次回の01も楽しみにしていてくださいね。