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primeNumber、横浜国立大学で講義を実施!現地にお邪魔してきました

こんにちは、primeNumberです!primeNumberは「あらゆるデータを、ビジネスの力に」というビジョンを掲げ、企業のデータ活用を進めるため活動をしています。データ活用を進めるには、それを支える「人」の育成が大切です。そこで、大学との取り組みにも力を入れてきました。

横浜市立大学と連携協定を結んで

PBL実習(インターン)を実施したり

横浜国立大学と共同研究の契約を結んだりしてきました。

こうした取り組みの一つとして、この秋から横浜国立大学にて講義をスタートしました!講師担当は、ソリューションアーキテクトヘッドの岩田です。

第一回、第二回はオンラインだったのですが、第三回は対面で実施。講義にお邪魔してきたので、今回はその様子をお届けします。

講義名はずばり「データエンジニアリング実践基礎」!

データエンジニアリングは、データを活用する「環境」を整える技術です。たとえば、レポートや帳票、ダッシュボード等でデータを確認したいと思った時、リアルタイムで参照できなかった、人によって見ているデータが違った、そもそもデータが間違っていた、というような経験がありませんか? こうした問題が生まれるのは、データを見る「環境」が整っていないからなんです。

こうした「環境」を整えるための技術「データエンジニアリング」を身につけてもらうのが、講義の目的です。「データエンジニアリング」は「データサイエンティスト」に求められるスキルの一つでもあり、学生たちが将来ビジネスで役立てられるような講義を目指しています。

学生に「この授業を履修しようと思ったのはなぜですか?」というアンケートを取った所

・来年からエンジニアとして働くため。
・実際にデータの加工を体験することでデータサイエンティストの素養を身に着けたいと思ったから。
・将来必要になるデータエンジニアリングの分野の知識を得たいと思ったから。ここで学ぶ言葉が一般言語となり得ると思ったから。

といった回答をいただき、将来のことを考えて受講している方が多くいらっしゃいました!

実際のシラバスはこちらです。

横浜国立大学のパソコン室で、ハイブリッドな授業を行いました

講義は横浜国立大学のパソコン室で実施しました!

実際にSQL(データベースを操作する言語)を書いたり、BigQuery(データウェアハウスの一種)を触ったりするため、パソコンは必須。備え付けのパソコン、持参したパソコン、どちらでも使えます。中にはタブレットで講義を受けている学生も👀

対面の醍醐味は、学生と直接やり取りできることですよね

また、
・教室のプロジェクターに映しているスライドをZoomでも配信しているため、手元のパソコンでスライドを見られる
・Zoomを録画しているため、後から復習できる
・Zoomのチャット欄を使って、リンクも簡単に共有
Slidoを使って質問を受け付け
などなど、リモート講義・ウェビナーの便利な所を、対面の講義でも活かしていました!

「ピンで撮影ですか!?」と驚いている岩田さん

BigQueryを使って、SQLを書いてもらいました

第三回は

・BigQueryを使うための準備
・データベースの基礎知識
・実際にSQLを書いてみる

といった内容でした。

BigQueryにデータを取り込んでもらったり

データベース管理システムについて説明したり

実際にSQLを書いてもらったりしました!

BigQueryはスキャンしたデータ量に応じて金額がかかるため、しっかりスキャン対象を限定することや、円安の影響で使用料が高いことなど(笑)、実務的な内容も添えながらの講義となりました。

来週以降は、より難しいSQLを書いてもらう予定です。また、今後はprimeNumber提供のサービス「trocco®」を使ってのデータ統合にもチャレンジしてもらいます💪

最後に横浜国立大学の田名部先生と岩田で記念撮影

以上、横浜国立大学での講義の様子をお届けしました。田名部先生、岩田さん、ありがとうございました!