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「行動の連鎖」が起きるコミュニティJAWS-UG~発起人と学生時代からの参加者が語る!JAWS DAYSの楽しみ方とは?~

2024年3月2日開催のJAWS DAYS(https://jawsdays2024.jaws-ug.jp/)に、データ基盤の総合支援サービス「trocco®」を提供するprimeNumberもGold Supporterとして初参加します。そこで今回は、元AWS Japanマーケティング本部長であり、現在primeNumberの社外取締役を務める小島英揮さんと、学生時代からJAWS-UG(ユーザーグループ)に参加してきたコミュニティマネージャーの北川佳奈、通称たいがーに、「コミュニティ」の魅力・JAWS DAYSへの意気込みを語っていただきました。インタビュアーはprimeNumberでイベントマーケティングを担当するあっきーこと塚本顕成が務めさせていただきます。このnoteを読めば、さらにJAWS DAYSに行きたくなる!


沢山のロールモデルから「行動の連鎖」が起きるコミュニティJAWS-UG

――たいがーさんは、2024 年の 2 月にprimeNumberにジョインしましたよね。JAWS-UGにはそれ以前から関わりがあると聞いていたのですが、どのように関わられていましたか?

たいがー:JAWS-UGとの関わりが深くなった一番大きなきっかけは、JAWS DAYS 2018のLT大会の登壇ですね。もともとはJAWS-UG KOBE支部に参加していたのですが、全国から参加者が集まるJAWS DAYSに出ることになったんです。当時はまだ学生でした。

そこから2年連続でLT登壇をさせていただきました。社会人になるタイミングでコロナ禍に突入したのですが、JAWS DAYS 2022やJAWS Pankrationの実行委員として、幕間動画の作成も担当しました。

気づけばJAWS-UGには5年参加していて、参加の過程で小島さんとも出会ったことがきっかけで、primeNumberに入社することになりました。

たいがー

小島:たいがーさんの軸の中にAWSがあるのは間違いないよね。前職でクラウドインテグレーター、いまではAWS上のSaaSの会社にいますからね。その源流になったかもしれないJAWS-UGを作った僕としては非常に感慨深いところがあります。

たいがー:私が「たいがー」と呼ばれているのも、JAWS-UGの LT がきっかけなんですよ(笑)

――そうなんですね!その話はまた別の機会に聞かせてください!それでは、小島さんとJAWS-UGについても改めて教えていただけますか?

小島さん:AWSへのジョインが2009年で、2010年に立ち上げたのがJAWS-UGです。前職のアドビ株式会社の経験もあり、新しいテクノロジーは2010年当時から「使っている人」がお伝えするのが良いだろうという確信があって作り始めたものなんです。結果として僕が思っていたよりもすごく大きくなりました。

理由は、みんな『クラウドを上手く使いこなしたい』という同じ方向性の中で、多様性があったことだと思っています。これはあの人みたいに・あれはあっちの人みたいに…のようにさまざまなロールモデルが生まれる場になっている。その「行動の連鎖」がとても上手くいっているコミュニティではないかなと思います。そのコミュニティが大きくなってくると、年に1 回は「みんなで会いたいね」みたいな話が出てくる。それでできたのがこのJAWS DAYSなんです。

小島英揮さん

――当初から小島さんはコミュニケーション設計に多く関わられていたんですか?

小島さん:当初は僕も良かれと思って、さまざまなうつわを作っていたんですよ。会場はここです、こんなセッションにしましょう、ここでは誰々が話せばいいんじゃないの?と。でもJAWS-UGのメンバーから、それではつまらない、自分の領域がありませんと声が上がり始めたんです。自分たちでやりたいですと。

それはそうだなと思ったので、難しい場所確保やネットワーク・電源など設備系はAWSとして用意して、その「場」をどう使うかは君たちが好きにやってくださいねというようにしたんです。そうしたら、ものすごく自走するようになりました。

――その中でたいがーさんとも関わりが生まれてきたということですね。

小島さん:そこに巻き込まれていく中の一人にたいがーさんがいたんですよ。JAWS-UG KOBEでイケイケだった人が東京に送り込まれてLTに出て全国で有名になり、コミュニティで僕らが目指していたスタープレイヤーになっていました。学生でも平等にあそこに立てて、みんなから知られる存在になれるのはすばらしいコミュニティじゃないかなと思います。たいがーさんが初めてJAWSに出会った時には学生だったわけですが、いまでは1社目を経てprimeNumberに所属を変えながらも、ホームグラウンドのコミュニティとしてあるのが重要だと思います。

「会社」ではなくて「個人」が際立ち、繋がりが生まれるコミュニティ

――ここまでのお話だけでも、お二人のJAWS-UGへの思いが非常に伝わってきます。他のコミュニティイベントと比較して、JAWS DAYSの独特な点は何でしょうか?

小島さん:JAWS DAYSが年一回のフラッグシップイベントであることが特徴だと思います。

JAWSは東京でもすごく活発ですが、全国に支部があるんですよね。例えば東京で AI のことやっている・ネットワークのことやっている…あるいは情シスの集まりがあるとなった時、横断的に参加するのって物理的に無理なんです。だからある界隈ではエッジが立ったりとか有名だったりしても、みんながそれを知ることは実は難しい。その支部やそのクラスターの中では知られているんだけど、全国区になかなかならない。

JAWS DAYSは、個人を全国区にする場なんです。全国の予選大会を勝ち抜いた、うちの地区の有望なメンバーをJAWS DAYSに送り込みますよ、みたいな。普段は違う分科会同士だから一緒に登壇しないと、なかなか飲めたりもしない。「あんな面白い人いるんだ」と思われる人たちがマッシュアップされて掛け算がどんどんつながっていく。Connecting the dotsみたいなところはJAWS DAYSがすごい面白いところかな。

たいがー:イベントとして存在してることも強さというか、やっぱりきっかけがないと人って繋がらないじゃないですか。一種の祭りじゃないですけど、場所としてあるからこその強みはありますよね。また、参加者側からセッションの企画を募集することもあります。あれがすごい面白くて。本当にたくさんの応募があったと聞いています。

Xで見てても、JAWS-UGの熱量の高さ、SNS でのつながりも強い点は面白いコミュニティだと改めて感じます。JAWSで会った人と休日に遊ぶこともありますしね。社会人になってから、出会いの場は少ないじゃないですか。共通の興味関心があることが結束が固い理由だろうと思います。

小島さん:コミュニティに大事な一つとして「コンテクストファースト」があると思っているけれど、ものすごく広く・いい感じでできると思っているかな。
クラウドを使って、もっと面白く・便利に・役に立つ…というもの凄くシンプルなところに真摯な人が集まってきて、いろんなトライをしてるんです。なのでどの話も役に立つし、自分とは違う分野の話だとしても、その考え方はいいね、といくらでも取り入れられるものがあると思っています。あとは、そもそも情報を積極的に取り入れようと思っている人たちが来ている雰囲気はありますね。

たいがー:JAWS-UGに参加される方って興味関心がいろんな軸にあるというか、いろんな方向性を向いてるので、この人とこの人をつなげたら面白いだろうな、という風に人を紹介し合うことが多いじゃないですか。オフラインならではの、LTや懇親会での人の繋ぎ合いが活発な点は、素晴らしいコミュニティだと感じますね。私が小島さんと出会ったきっかけもそういった紹介でした。

――運営サイドの方々が、そうした繋がりを生もうと動いているのですか?

小島さん:運営ももちろんだけど、実際起こっているのは現場での来場者の動きが大きいかもね。1000人単位の大きなイベントだけど、1000人が1000人誰かと誰かを紹介しようと思っているくらいの力がありますよね。

たいがー:他の人たちも、自分たちが紹介してもらってつながりができている経験があるから、私もみんなにやってあげようという気持ちが必然的に生まれているのかなと思います。

――今回、primeNumberがJAWS DAYS初参加なのですが、何かスポンサーのポイントはありますか?とたいがーさんに聞いたときに、「この人はオススメですよ」みたいな答えが返ってきたことはとても印象的でした。

小島さん:今のは結構キーワードですね。「会社」ではなくて「個人」が際立つのがJAWS  DAYSの魅力と言えるかもしれません。

JAWS DAYSを楽しむための事前準備とは

――これからJAWS DAYS初参加の方も多くいると思うのですが、そういった方々に対してJAWS DAYSの楽しみ方を教えてもらえますか?

小島さん:もちろん考えなくても楽しめることは間違いないんだけど、コンテンツが事前にわかっているので、自分が知りたい筋を決めてからくると良いと思います。「こういった人たちに会いたいな」とかでもいいから決めてくると、流されない。なんか圧倒されて終わってしまわないように(笑)
たいがー:確かに、とりあえずAWSに関するイベントだから行ってみようとなると、どこにいくのか方向を見失いますよね。とりあえずタイムテーブルを眺めてみるだけでもいいと思います。

小島さん:スポンサーブースでも、各社がこれでもか!とノベルティやメッセージを詰め込んでいますよね。一つのクラウドサービスにこれだけのさまざまな視点で多くのことが関わっているのは、出店感・お祭り感があるというか。いろいろな企業のブースを見ていくと面白いと思います。ITのいわゆる展示会とは違って、名刺を何枚集めてこいとか、こういうリードにしろといったノルマは多分ないはずなので、リラックスして参加できます(笑) 実際にプロダクトを作っている人もいると思うので、その会社を一番よく知れるところがJAWS DAYSかもしれません。

たいがー:また、オフラインの雰囲気を楽しんで欲しいです。私自身、社会人になってオフラインでのJAWS DAYSには初参加なんです!やっとか!という気持ちが大きいです。やっぱりオフラインってパワーに溢れているじゃないですか?人がいるだけで、今ここに乗らなきゃいけないんだという実感が湧くんじゃないかと思います。

自社プロダクトのデータ活用に悩む方にオススメしたいprimeNumberブース

――せっかくなのでprimeNumberブースの紹介もできればと思います。

たいがー:今回primeNumberは初出展なので、primeNumberがどのようなプロダクトを提供しているのか知ってもらう自己紹介の場としての参加かなと思っています。「はじめまして、私たちはこういう会社です」とアピールする回ですね!

primeNumberには「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」というビションがあります。あらゆる側面でデータが重要であることを改めてJAWSの人たちに覚えてもらいつつ、その中でtrocco®の魅力も伝えていきたいと思っています。primeNumberカラーのポテトチップスもご用意させていただきますし、「pN」のTシャツを着たメンバーもたくさんいるので、ぜひプロダクトの裏側の話もできれば嬉しいです。まずはこの対談noteを見て少しでも興味を持って頂けたら、ブースに遊びに来ていただけると嬉しいです!

小島さん:その他に興味を持ってもらうための秘策はあるの?

たいがー:…わたしがいます!

小島さん:かっこいい、ここは太字ですね(笑)

たいがー:こんな感じでいいのか不安になってきました(笑) 
まじめな話をすると、AWSを利用して自社プロダクトを作っている企業の方が多く来られると思うんですが、自社プロダクトのデータをどのように活用するかっていうことは重要な文脈だと思うんです。そういった人たちにぜひ来ていただきたいです。

小島さん:実は話していなかったけど、JAWS-UG界隈のカルチャーの一つに、「とにかくステッカーを貼る」があるんですよ。ノートPCの裏に緑色で「pN」のステッカーを貼ってもらうといいかもしれないですね。

――そうなんですね!そちらもお持ちします!最後に、JAWS DAYSに来る方に向けてのメッセージをお願いいたします。

小島さん:「発起人、久しぶりに参ります」ということで、初心に帰っていろんなブースを回りますので、みなさんよろしくお願いいたします。オフライン参加は久しぶりなので、すごく大きくなったJAWSを見るのはとても楽しみです。pNのTシャツを着ているかもしれないです(笑)

たいがー:やっぱりデータって面白いんだっていうことを改めてJAWS界隈の人にもお伝えしたいなと思います。AIやLLMという言葉はよく聞きますが、データ分析基盤との関連でまだ触れていない方も多いと思うんです。primeNumberブースに来ていただくことで、そういったことに取り組むきっかけを作れたらいいなと思います。

――ありがとうございました!


noteをお読みの皆様に少しでもJAWS DAYSの魅力が伝わっていればうれしく思います。
それでは、2024年3月2日はJAWS DAYSで会いましょう!

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